性感マッサージの歴史


日本の性感マッサージの開祖はマッサージ師の荒井昭氏といわれる。

荒井氏は1973年国際研修プログラムによりアメリカ合衆国カリフォルニア州に留学して性に関するカウンセリング療法を学び、1974年にはカリフォルニア州モントレーの産婦人科で医療補助者として施術方を確立した。

荒井氏は日本に帰国後一般的なマッサージ治療院を開業したが、アメリカでの経験が口コミで広がったことで性感マッサージ店であるすがも美療院も開業。

性感マッサージのプリンスと呼ばれた荒井氏は、新しい性風俗の業態として各種マスコミで話題となり、特に1985年ごろ視聴率競争の激しかった土曜日深夜の放映番組では、ゲストの女性に生放送で性感マッサージを行うなど、「性感マッサージ」、「ドクター荒井」は当時流行語にもなった。
(ウィキペディア-ドクター荒井氏より抜粋)


◆ドクター荒井氏

女性をとろけさす性技とは──。
それを考えるうえで忘れてはならない存在がいる1980年代の深夜番組に突如として現われ、一大センセーションを巻き起こした、伝説の性感マッサージ師「ドクター荒井氏」である。

まずは「ドクター荒井氏」がどのような人物だったか。世間に一躍その名を知られることとなったのは、1984~1985年にかけて放送された土曜日の深夜番組がきっかけだった。


この番組の代名詞となったのが、ドクター荒井氏による性感マッサージである。

当時、40歳だったドクター荒井は、アメリカで性に関する療法を学んできたとの触れ込みで登場。日本ではほとんど知られていなかった「性感マッサージ」を、生放送で女性ゲストに施術した。

白衣を着たドクターは、「ゴッドハンド」とも称された。美女たちが、喘ぎ声を漏らし、快感に身体をヒクヒクと震わせる。視聴者たちは、固唾を飲んでその一部始終を見守った。


その衝撃は凄まじく、当時「ドクター荒井」「性感マッサージ」という言葉は流行語となるほどだった。しかし一連の番組の終了以降、ドクター荒井氏はテレビから姿を消した。当時を知るテレビ関係者がいう。

「彼は都内で性感マッサージ店を経営していたのですが、番組の反響が凄まじすぎて営業が困難な状況に追いやられてしまったようなのです。番組終了以降は、“本当に性感マッサージを必要とする方のためだけに施術をしたい”と、テレビや雑誌などへの露出を頑なに拒むようになった。以降表舞台に立つことは決してありませんでした」
(週刊ポストより抜粋)


ドクター荒井氏著書
・キスは決して最高のテクニックじゃない。
・インサートすることばかりが性じゃない。

アメリカン・マッサージと東洋医学のミックスから生まれた独特のスタイルで、当時静かなブームを続けていた。


温かい視点でみつめるハートのあふれる手法。その女性の本質を描ききったドクター荒井氏のニューマッサージテクニックは、今までの性の概念を根本から変えてしまう。
(荒井昭のクライマックスはこれからだ-キャプションより)






◆スローとは

その後イタリアではスローフード運動が進むとともに、性にもたっぷり時間をかけようという運動が提唱されたといわれる

肌を重ねる時間を楽しむという事について、日本で知られるきっかけの一つとなったのは、五木寛之が『愛に関する十二章』(角川書店、2002年)で紹介した著書である。

男性本位、また男女ともに絶頂に達するといった結果を求めるのではなく、過程を大事にするスタイルがあってもいいという提案は反響を呼び、女性誌などでも特集された。


その後の性感マッサージ界では、2005年日本初のスローの理念とメソッドを指導するセラピストアダム徳永氏の著書がベストセラーになったことで広く知られるようになった。

『スローとは、ゆっくり時間をかけ、男女が互いをいたわりながら肌を重ねる時間を楽しむ事である。』





スローの定義

「スロー」という語感から、単に「長時間」と受け止められることも多いが、アダム徳永はスローの本質を、下記の定義で提示している

・性は神様からの最高のプレゼントであり、崇高で尊厳ある行為。それを実践するもの

・愛と性エネルギーを交流させ、人生に喜びと幸福をもたらすもの

・性は男女の究極的な芸術表現。豊な感性を育み感受性を育てるもの

・最高のエクスタシーを体感し、最高の喜びを共有し合うもの

・前戯15分・交接5分の性、欲望の処理を目的とした性、相手を無視した自分勝手な性、これらを「ジャンク」と呼び、その対極をなすもの

・感じているふり・イッたふりなど一切しなくていい、ただ快感に酔いしれる行為

・正しい性知識を学び、そのテクニックをマスターしてはじめて実現できるもの

(ウィキペディア-アダム徳永氏より一部抜粋)

どうでしょうか、アダム徳永氏は聞いたことがあっても、『ドクター荒井氏』はほとんどの方は知らないのではないでしょうか、時代が違うと言えばそれまでですが、『ドクター荒井氏』の存在があったからこそ現在でも性感マッサージが受け継がれれていると思います。


どちらの方も共通点と言えば、アメリカン・マッサージをベースとした性感マッサージと、考え方です。

『ドクター荒井氏』のあとすぐに性感マッサージが話題にならなかったのは、私の推測ですが荒井氏の性感マッサージテクニックが当時では簡単ではなかった事と、テレビ新聞以外に現在のようにインターネット情報の拡散がなかったからでしょうね。


私、ken の性感セラピーもマッサージをベースとしており、両氏のメソッドと私の何人かの師匠のメソッドを取り入れながら私自身のオリジナルスタイルで施術を行っています。


現在では需要側の要望も幅広く、色々なスタイルの性感マッサージがありますが、どのスタイルを選択するか、または合うかは女性の方自身の考え次第です。